クローズアップ現代を見ましたら、何やら空き家を格安で購入して、改修後、賃貸で運営するの注目されているようです。利回りは50％というのもあるらしく「貯蓄から投資へ」なんて言葉を耳にするようになりましたら、早速テレビで流れるようになりました。

• 空き家は既に余っている。
• 空き家に需要はない。
  • 土地はない。
• 空き家の扱いに困っている。

行政が20年前から困っていた事を、個人が解決してくれそうです。驚いたのは投資する人は、個人なのだそうです。株でもFXでもなくて「空き家」を投資先にするのは、本来地域工務店がやるべきですので、少し恥ずかしい気持ちでテレビを見ていました。

建築は難しい

利回り50％なんて聞いちゃいますと「これに手を出さない訳にはいかないぜ！」となりますが、ウッドショックやらウクライナ情勢やら円安やらで新築でも粗利を確保（見積）するのが大変なのに、改修の見積はさらに大変で、断熱性などのスペックだったり維持管理を見据えて空き家の社会復帰は、そんなに簡単ではないよなって思います。

簡単ではないから、これまで地域工務店が「出来るなら新築を」って思っていた節はあると思いますが、知識と技術がある工務店が先頭を走らなければいけないなと思っています。